飛べないアヒルはただのカモ

気が向いた時に駄文を書きます

いつか大空へ羽ばたくために…

息子の話

ある日、僕はふとエロ画像を眺めた。なぜエロ画像を眺めたのかはわからない。おそらくは目の保養と言ったところだろう。その時、僕は何か違和感を抱いた。息子が全く反応を示さないのである。僕は焦った。これはもしかして噂に聞く病気なのではと。そんな不安に襲われながらその日は眠りについた。
翌日、もう一度エロ画像を見るがやはり我が息子はぴくりともしない。僕は心の中で叫んだ。「何してるんだ情けない、男としての役目を1度たりとも果たせずに死ぬのか」と。
かつては最高のオカズだった同人誌ですらイマイチなこともあった。どうすればいいのかと僕は思い悩んでいた。

____しかしある時気づいた。3次元ならどうだ?僕はすぐさま某サイトのAVを漁った。
しばらくした後、僕は久しぶりの快感味わうことができ清々しかった。そう、これだよ。これこれ。やればできるじゃん。息子に語りかけた。その夜は安堵と賢者タイムによってぐぅすりと眠った。

これは僕の推測だがおそらくエロに対して耐性ができてしまったのではないかと考えている。最初の頃は画像でも声だけでも抜けていた。だが歳を重ねるごとにいろいろなものを見てしまったのでそれよりソフトな表現のものでは満足できなくなったのかもしれない。事実、最近は少しハードなものをよく拝見する傾向にある。それでも僕はこの世に生を受け、授かったこの体で生きていかなくてはならない。これは決定事項なのだ。
恥ずかしながら未だ童貞ではあるが強く生きていきたい。